かんみつママの日記

4歳かんな(マンチカン♀)と0歳みつな(ベンガル♀)との日常などについておもしろおかしく綴る、動物大好きかんみつママのブログ。

猫の多頭飼いに失敗したかんみつママの日記。

 

こんにちは。自称ブラック企業に勤めているかんみつママです。

 

長かったヘルニア療養も無事終わるかと思いきや、通院先で「そもそも重症のヘルニアだから職場へは時間勤務での復帰がいいんじゃない」と結果で診断書も高い金払って書いてもらったのに、職場にそのこと伝えたら却下されましたwww

 

もともとブラックだってのはここ数年で気づいていましたが、まさかここまでとはね・・

そもそもですが、ヘルニアの診断書が出た時も「手術ありきでの休職、診断書だよね?」と疑惑の目を向けられ、手術の話は出なかったことを伝えるとさらにいろいろと追及されました。まあ、結果的には無理やり休んだ感じです。

通院するたびに職場への報告を義務付けられ、「医者には診断書通り4月末までの休職」と言われたことを伝えても、「明日から復帰できないか」などと言われ、精神的にも追い込まれました。

 

 

 

・・・すみません!!つい、愚痴がwww

 

 

本題に取り掛かろうと思います。

 

 

さて、我が家では二匹の猫、マンチカンベンガルを飼っています。

詳しくは過去記事参照。

 

zero0rai0.hatenablog.com

 

ネットで調べれば、猫の多頭飼いについてまあ、とてもたくさんの記事を読むことが可能です。

そのほんの一例として、

・顔合わせはお互いの存在を認識させてから

・顔合わせはお互いのにおいに慣れてから(事前のおもちゃ交換など)

・威嚇がおさまってから

・顔合わせが可能になっても一日数時間ずつ

・すべてのことにおいて先住猫優先

・まずは新入り猫はゲージ飼い

などがありました。

 

みつなを家に迎える前に旦那とネットの記事をそれぞれ熟読し、勉強しまくったつもりでした。

しかし、やはりパターンなんてたくさんありすぎて、我が家では成功しませんでした。

 

まず、大きな要因として住んでいるマンションの部屋が単身者サイズ30㎡程度の1Kだということです。

 

もともと私が独身時代に住んでいた部屋に、旦那が引っ越してくる形で生活が始まりました。ペット可のマンションで、動物は2匹まで可。

かんなはマンチカンという猫種ということもあり、多頭飼いに向いている猫である、ということなどをふまえて、2匹目の購入に踏み切ったのです。

しかしながら部屋数の関係上、数日間別部屋で飼育し、お互いのニオイに慣れさせる、ということは不可能でした。みつなが家に来たのは生後55日頃で1月12日に引き取ってきました。真冬で子猫、ヒーターマットと暖房も必要な時期でとてもとても玄関スペースでのゲージ生活なんて考えられませんでした。ましてや先住猫のかんなを玄関で飼育しようにもやはり時期と室温の状況からそれは厳しいと判断。

 

相談した結果、同部屋でみつなをゲージに入れた状態で回りを布や段ボールで囲い、かんなの目に触れないようにしてニオイに慣れてもらう、ということを行いました。


しかし、かんなはずっと長いことペットショップにいて、なおかつ個室にいたためほかの動物との接触自体初めてでした。

 

今まで見たことのないレベルの威嚇と唸り声をあげ、我々飼い主にまで爪を立てて牽制し、足に噛みついてくるようになりました。

当然、布で囲ってあるみつなのゲージに向かって威嚇を繰り返し、ゲージの側面に爪を出してとびかかり、隙間から覗いているみつなに対して本気の攻撃を仕掛けました。飼い主が見るに堪えない光景に2匹目を飼ったことに後悔しました。それが毎時続きました。

 

数日たってみつながゲージに慣れてきたころ、ゲージを囲っておいた布を数時間取り払って2匹の顔が見えるようにしました。しかし・・・


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みつながゲージ内のステップにのぼって、上から先住猫を見下ろす状況になってしまい、先住猫はさらに激しい威嚇を見せるようになりました。このときもかんなは本気でゲージにとびかかってみつなを攻撃しました。しかしみつなは遊んでもらっていると勘違いして嬉しそうで・・

猫の世界では高い位置にいる猫が優位なんだそうです。

 

それを知り、新入り猫が登れないであろうキャットタワーも購入しました。

 

 

 

しかし、みつなも緊張が解けてくると選挙カーのような音量で鳴くようになりました。

ゲージから出て遊びたいがためです。

夜鳴きはなかったものの、帰宅すると大音量で鳴き続け、近所からいつ苦情が発生するかとびくびくしました。ましてや我々は帰宅時間が極端に遅く日付が変わることもあるので、非常に頭を抱える毎日で、本当に2匹目の購入を反省しました。なにより猫たちに申し訳なく思う毎日でした。


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さらに数日経ち、みつなのストレスを軽減させるため、かんなから見えない場所、つまり玄関ホールでおもちゃで遊ぶことにしました。さほど広くはないですが狭くもなく、風呂場も開放して好きに遊ばせました。おもちゃも使うのですが、1時間遊んでも飽きずにずっと遊んでいました。


ネットには1カ月ほどで威嚇も落ち着くとありましたが、かんなの威嚇と本気の攻撃は減ることはありませんでした。余談ですが、みつなは一度も威嚇はしませんでした。


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2カ月経ったころからみつなをゲージ外に出し、直接かんなと面会させる時間を作りました。しかし、みつながしっぽを太くしてかんなを追いかけ、爪を立てて襲い掛かりました。

かんなはほかの動物を知りません。対するみつなはブリーダーさんのもとで親兄弟と同じゲージに生活し、親兄弟と自由に走り回る時間も経験しています。

圧倒的に両極端な猫たちだったためか、かんなの威嚇はさらにエスカレートし、みつなに追いかけられるたびに洗面所に逃げ込むようになり、みつなが少しかんなに触れただけで想像もつかないくらいの悲鳴をあげるようになってしまいました。野生の猫の喧嘩なんかよりよっぽど大きな声で叫びました。幸いけがなどはしていません。


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3カ月経った頃、相変わらずの2匹で、到底目を離せる状況にはありません。かんなは洗面所で生活することが増え、リビングにはエサとトイレのときしか顔を出さなくなりました。もともと甘えてくるタイプではなく、抱っこを本気で嫌がります。撫でられるのも数秒です。みつなは私たちが在宅していない限りはゲージ暮らしなので、みつながゲージに入るとリビングに戻ってきてくれることもあります。

 

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みつなは生後5カ月になり、活動的になる時間も減り、今ではゲージ外でも寝てくれるようになりました。もともとかんなは非常におとなしい性格なので、1日中寝てることが多いので、みつなが寝てくれるとかんなも心休まる時間のようです。

みつなはおとなしくなり、爪も立てず、鳴く回数は圧倒的に減りました。かんなへの攻撃も減りはしましたが、かんなと遊びたくて寄っていくとすぐに威嚇され、へこんで引き返していくのですが、たまたまかんなの隙をついて近寄ると、かんなに爪を立てられた状態で猫パンチされてしまいます。幸いかんなは生粋のマンチカンで、リーチが短いのでみつなにパンチが届かないことが多いです。


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職場復帰したら、みつながゲージで生活する時間が増えてしまうため、今後どうするか真剣に考えていく必要がありますが、少しずつではありますが、みつなも大人になりかんなにちょっかいを出さないところまでくればゲージなしで生活できるところまできているはずです。

 

ネット上には猫の多頭飼いについて成功例ばかりが多く、失敗談はほとんどないんですよね。

同じような悩みを抱えている方に少しでも希望を与えれれば幸いです。

 

かんなはマンチカンで多頭飼いに向いているといわれています。

逆にみつなはベンガルで多頭飼いに向かいないといわれます。しかし我が家のマンチカンは多頭飼いに向かないと思われ、我が家のベンガルは多頭飼いに向いていると思います。やはりあくまで猫の性格、こちらのフォローの仕方などがすべてを左右します。

 

今は2匹を飼っていることに後悔はありません。少しずつですが希望も見えてきました。よく考えて、環境を整え、最適なタイミングで多頭飼いを検討してみてください。

 

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トイレ掃除してたら、みつなにウォッシュレットのボタン押されて事故になったかんみつママでした。